家づくりDOLCE SERIES
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- 建築予定地盤の強度について調査します。
専門調査会社が設計図をもとに建物の主要なポイントにて検査し強度を計測します。調査方法はSWS(スウェーデン式サウンディング)戸建住宅では最も多く採用されている試験方法です。試験結果から、沈下に対する検討を行います。
1. 地盤調査
2. 地盤改良工事
- 地盤調査のデータを基に地盤補強の設計をし、地盤に適した改良工事を行い地盤保証を得ます。
3. 基礎配筋工事
- より丈夫な基礎を築くため、建物の荷重を地盤へ伝える「ベタ基礎」工法を採用。フラット35の仕様に基づき、立上り主筋は13mmの鉄筋を使用。ベタ基礎は、基礎面全体で建物を支持するため、地震の揺れにも強く、地盤沈下にも強度を発揮します。
また、地面から上がってくる湿気やシロアリを防ぐ効果もあります。
4. 基礎配筋検査
- 住宅瑕疵担保履行法に基づく10年保証のための施工検査です。
コンクリートを打つ前の基礎配筋の状態で、鉄筋の太さや配置が図面通りに組まれているかをチェックするため、第三者機関による基礎配筋検査を受けています。
5. 基礎コンクリート打設
- 建物の基礎となるコンクリートを打設し、基礎工事完了。
生コンクリートの品質・打設状況を確認し、質の高い基礎を目指します。
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- DOLCEシリーズでは基礎パッキング工法を採用しています。
基礎パッキング工法とは、基礎と土台の間に基礎パッキンを設置する工法で、床下全体の湿気を排湿できる良好な床下環境を作ることで断熱材の性能を維持。さらに土台の腐れを防ぎ、シロアリや腐朽菌を寄せ付けないようにします。
6. 基礎パッキング工法
7. 上棟
- 基礎完成後、建物の骨組みを作ります。
DOLCEシリーズでは高強度・高品質の構造用集成材を使用。集成材は経年変化による反りや狂いがほとんど発生しないため、建てた後の性能を維持し、強く、曲がりにくく、長持ちする安全な構造をつくります。加工ミス防止・省力化の面で優れているプレカット材を採用しています。
8. 防腐防蟻処理
- 湿気と白アリによる腐食を防ぐために、土台より約1mの高さまで特殊な薬品を塗布します。
完全に浸透するのを待ち、工程を進めていきます。
9. 木構造金物設置
- 構造部材接合部強化のため、必要部分に性能認定金物を使用し、耐震性を高める工夫をしています。
地震等により強い引抜きの力がかかる柱は、基礎に埋め込んだホールダウンアンカーを使用して基礎と軸組みとを連結しています。
10. 金物設置検査(躯体検査)
- 強い金物でも施工ミスがあるとその効果が半減してしまいます。
弊社では第三者機関による金物設置状況の検査を受けています。
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- 冷房・暖房の熱効率を高めるために断熱材を壁内に張り詰めます。
JIS規格で認められた断熱材(グラスウール)を採用。
グラスウールは短いガラス繊維で作られた綿状の素材で断熱性・耐久性・吸音性に優れています。
11. 断熱材設置
12. 防水工事
- 透湿防水シートという水蒸気(湿気)は通すが、雨は通さない材料を使用。
外壁との間に通気層を設けることで、外壁下の隙間から軒裏の換気口に向かって絶えず空気の流れを作り、壁体内を乾燥させ、建物の耐久性を高める外壁通気工法を採用しています。
13. 外装下地検査
- 外壁下地に防湿シートがきちんと貼られているか、DOLCEシリーズでは第三者機関に検査を依頼し、雨漏りの原因を徹底的に防止するように心掛けています。
14. 木工事完了
- フローリングを貼り、建具を入れて木工事が完成するとクロス工事等の仕上工事に進み、照明器具・給排水設備機器の取付工事が行われます。
地震等により強い引抜きの力がかかる柱は、基礎に埋め込んだホールダウンアンカーを使用して基礎と軸組みとを連結しています。
15. 完了検査
- ほぼ全ての工程が完了し、建物の外側はもちろん、建具や設備などが間違いなく設置されているかどうかを最終的に検査します。
16. 完成・引き渡し
- 完了検査の後、引渡し前の立会いで汚れやキズ、建物に不備がないかなど再チェックをします。万一不備があった場合は手直し工事を行い、完成・引渡しとなります。また、引渡しの際には建物保証書やアフターサービスなどの説明をさせて頂き、玄関錠や各設備の取扱説明書と共に引渡しを行います。